6月3日 来週の為替考察

6月2日 雇用統計の結果

6月2日雇用統計の結果でましたね。発表時は乱高下して戸惑った方も多かったのではないでしょうか?僕は???だらけでした。

非農業部門雇用者数は強い数字。平均時給に関しては鈍化。失業率は悪化。ただ失業率に関しては3.4%~3.7%という想定の範囲内の数字。

雇用者数が増えて失業率が悪化しているという矛盾の部分で初動の乱高下になったのかな?(この部分は内訳の企業調査と家庭調査の違い)

ニューヨーク時間以降はドル買いが強くなり、円・ユーロ・ポンドは売り。特に円売りが強かったので、ドル円・クロス円は上昇。ドルストは下落方向。豪ドルは株価が堅調なので対ドルに関してもなかなかしぶとい動きでしたね。

とりあえずマーケットの認識は雇用統計は強かったということで認識しています。

ドルインデックス週足

ドル指数の週足チャートです。雇用統計の結果を受けて来週からドル買いが強くなる目線で見ていますが、懸念されるのが格付け会社フィッチによる米債の格下げ問題。

債務上限問題クリア後にどうなるか?要チェックですね。

14日のFOMCに関しては据え置き濃厚という情報が飛び交ってますね。こちらもマーケットが敏感に反応するので要チェックです。

個人的にはさっさとチャネルブレイクしてくれって感じですがw

円指数・週足

こちらは円指数の週足チャート。相変わらず弱い動きです。円に関してはいつも通り上がっては叩かれるので日銀が動かないならまだまだ下落目線。先週の突発的な三者会合とかやめてくれw

反発するラインも多いのでドル円・クロス円でポジション取る時は円指数の下位足を必ずチェックしましょ。円が強めの反発上昇したときは転換パターンでるまでそっとしておくと吉w4時間足や1時間足でダブルトップやトリプルトップ(三尊っぽいの)がよくでます。

ユーロ指数週足

こちらはユーロ指数の週足チャート。黒のレジサポで少し反発しています。

現状の政策金利3.75%からどうなるのか。今後の展開に注目していきましょ。

ポンド指数週足

こらちはポンド指数の週足チャート。現在の政策金利4.5%で経済状況もすこぶる悪い。

政策金利は後2回利上げ予定。ユーロVSポンドをみても5月は圧倒的にポンドが強い状況でした。個人的には上目線で6月もチャネル維持しつつ伸びてきそうだと思っていますが、殺人通貨と呼ばれてるので要注意です。

豪ドル指数週足

こちらは豪ドル指数の週足チャート。フラッグの中のレンジというややこしい状況ですね。現在の政策金利は3.85%。中国の経済指標に大きく反応するので豪ドルでポジション取るなら中国経済と株価の指数を要チェック。まぁ僕はあまり触りませんがご参考程度にw

最後に来週のドル円考察です。こちらは4時間足。黄金比率の61.8%から指標で発射しましたね。指標発表後、様子見て139.00からロング入れて139.50でピヨピヨ利確。握力足りませんでしたw

日足の20MAとの乖離は相変わらず気になるけど、142.00までは押し目買い目線で。

円指数がサポートされるラインまで来てるので反発上昇してくれるならしっかり引き付けて買っていきたい所存。

ヘッドラインニュースで米債格下げ情報や政策金利の利下げor据え置きなどドル売り材料が出る場合は、下落の4時間3波の可能性もあるのでアンテナは張っておきます。

 

「チャートはすべての事象を織り込む」って言われても上も下も可能性あるので難しいですよね。所詮は2分の1w

まぁ来週もがんばっていきましょ!